AI Tools 2026年4月18日 (更新: 2026年8月28日)

Gemini Notebook(旧NotebookLM)解説:Audio Overview4形式・Flashcards・Mind Map・コード実行

2026年7月にNotebookLMから改称されたGemini Notebookを解説。Audio Overviewの4フォーマット、Flashcards・Quiz・Mind Mapに加え、隔離サンドボックスでコードを実行する新機能までを整理。

難易度基本的な操作を一度試したことがある前提です種別アップデート解説

TL;DR

  • 2026年7月にNotebookLMから「Gemini Notebook」へ改称。移行作業は不要
  • セキュアなクラウドコンピュータで、自然言語の指示からPythonコードを書いて実行できる
  • Audio Overviewが4フォーマットに拡張(Brief・Critique・Debate・Lecture追加)
  • 80言語以上に対応(日本語含む)
  • Flashcards・Quizで資料から学習教材を自動生成
  • Interactive Mind Mapで概念の関係を視覚化

概要

Gemini Notebook は、アップロードした資料(PDF・Webページ・Google Docs・YouTube動画等)をもとにAIが質問応答・要約・教材生成を行うGoogleのリサーチツールです。2026年7月16日から「NotebookLM」より改称され、段階的にロールアウトされました。本記事でも以降は新名称で記載します。

改称にあたって利用者側の作業はありません。既存のノートブックはそのまま使え、移行や再作成は不要です。共有済みのリンクも自動でリダイレクトされます。

2025年9月〜12月にかけて音声・視覚・インタラクティブの3方向で機能が拡張され、2026年7月の改称時にはコード実行環境が加わりました。


セキュアなクラウドコンピュータ

改称と同時に追加された機能です。Google Cloudのインフラ上で動く隔離されたサンドボックス実行環境を持ち、自然言語で指示するとGemini NotebookがPythonコードを書いて実行し、結果を返します。

  • 出力形式はチャート・スプレッドシート・スライドなど
  • ノートブックに登録したソースと連動したデータ分析ができる
  • コードを書ける必要はなく、やりたいことを日本語で伝えれば済む

提供範囲は限定的です。Google AI Ultra ユーザーと、AI Ultra Access / AI Expanded Access を持つWorkspaceビジネス顧客に先行提供され、一般のProユーザーへは順次展開とされています。無料プランへの展開時期は公表されていません。


Audio Overview:4つのフォーマット

従来(Deep Dive のみ)

2人のAIホストが資料全体を対話形式で解説する20〜30分の音声コンテンツのみでした。

2025年9月以降(4フォーマット)

フォーマット特徴向いているケース
Deep Dive2ホストの対話形式・詳細解説全体把握・通勤中の学習
Brief5〜10分のコンパクトなまとめ時間がないときの要点確認
Critique資料の弱点・課題点を批判的に分析論文レビュー・施策の穴を探す
Debate資料の主張に対して賛否両論を展開意思決定の事前検討
Lecture Mode1ホストが30分まで連続講義深い学習・復習

Audio Overview の使い方

  1. Gemini NotebookにPDF・URLなど資料をアップロード
  2. 「Audio Overview」タブを開く
  3. フォーマットを選択(Deep Dive / Brief / Critique / Debate / Lecture)
  4. 言語を選択(日本語対応)
  5. 生成ボタンをクリック → 数分で音声コンテンツが完成

Flashcards & Quiz

2025年9月に追加。資料から自動で学習教材を生成します。

Flashcards

  • 資料の重要概念・用語をカード形式で自動生成
  • 表(概念・用語)/ 裏(定義・説明)の構成
  • 理解できたカードをマークして管理

Quiz

  • 資料内容に基づいた選択問題・記述問題を自動生成
  • 回答後に正解・解説を表示
  • Google Classroom連携(教育機関向け)でクラス全体に配布可能

Interactive Mind Map

資料をアップロードするとGemini Notebookが概念の関係性を自動でマップ化します。

  • ノードをクリックすると詳細説明が展開
  • 関連ノード間のつながりを可視化
  • 資料が複数ある場合は横断的なマップを生成

活用例

  • 複雑な技術仕様書の構造把握
  • 競合調査資料の関係性整理
  • 会議録から議論のマップを生成

Deep Research との連携ワークフロー

1. Deep Research でテーマを調査
   → 100以上のソースを自動分析
   
2. 生成されたレポートをGemini Notebookにインポート
   → Google DriveリンクかPDFで追加
   
3. Audio Overview(Brief)で要点を音声で確認
   
4. Flashcardsで重要事項を学習
   
5. Mind Mapで概念の関係を把握

利用方法

  • URL: notebooklm.google.com(改称後もアクセス可能)
  • 対象: Google アカウントがあれば無料で利用可能
  • クラウドコンピュータを使うには Google AI Ultra 相当の契約が必要

参考リンク