AI Tools 2026年4月18日

Gemini API 2026年料金改定完全解説:無料枠縮小・強制上限・プリペイド制の全容

2026年3〜4月のGemini API料金体系の大幅改定を解説。無料枠の段階的縮小、プリペイド課金の強制、支出上限の適用、Gemini 2.0 Flash廃止予定など、API利用者が知るべき変更点を網羅。

概要

2025年末から段階的に進んできたGemini APIの料金体系見直しが、2026年3〜4月に大きな節目を迎えました。無料枠の縮小・プリペイド課金の強制・強制支出上限の適用という3つの変更が立て続けに実施され、開発者への影響が出始めています。


変更のタイムライン

時期変更内容
2025年12月無料枠を50〜80%削減
2026年3月23日新規サインアップユーザーにプリペイド課金を強制
2026年4月1日全課金アカウントに強制支出上限を適用
2026年6月1日(予定)Gemini 2.0 Flash シャットダウン

主要変更点の詳細

1. 無料枠の縮小(2025/12〜2026/4)

  • Proモデルが無料枠から完全除外(2026年4月時点)
  • 実験・プロトタイピング用途は引き続きFlash系モデルの無料枠で対応可能
  • Google AI Studioでの個人開発者向け無料利用には制限が残る

2. プリペイド課金制(2026/3/23〜)

  • 新規ユーザーはクレジット前払いが必要
  • 従来の月末後払いモデルから転換
  • 残高不足でリクエストが即停止するため、事前の残高管理が重要

3. 強制支出上限(2026/4/1〜)

ティア月間支出上限
Tier 1$250
Tier 2$2,000
Tier 3$20,000〜$100,000以上

上限に達するとリクエストが一時停止されます。上位ティアへの移行はGoogle Cloudコンソールから申請できます。


2026年4月時点のモデル別料金

モデル入力($/1M)出力($/1M)
Gemini 3.1 Pro(〜200k tokens)$1.25$10.00
Gemini 3.1 Pro(200k超)$2.50$15.00
Gemini 3 Flash$0.10〜$0.40〜
Gemini 3.1 Flash-Lite無料枠あり無料枠あり

バッチAPI利用で最大50%コスト削減が適用されます。


Gemini 2.0 Flash 廃止への対応

2026年6月1日にGemini 2.0 Flashがシャットダウン予定です。該当APIを使用しているプロジェクトは以下の移行を推奨します:

  • 品質重視 → Gemini 3.1 Flash
  • コスト重視 → Gemini 3.1 Flash-Lite
  • リアルタイム音声 → Gemini 3.1 Flash Live

影響を受けるユーザーへの対応策

  1. Google AI Studioでの支出モニタリングを設定する(3月12日追加機能)
  2. プリペイドクレジットを余裕を持って確保する
  3. Tier昇格申請を早めに実施し、上限リスクを回避する
  4. Gemini 2.0 Flash依存コードを6月1日前に移行する

参考リンク