Codex 週次まとめ(6/1〜6/7) — 月次クレジット上限とクラウド管理の設定バンドルで、企業展開の統制が一段進んだ
2026-06-01 から 06-07 の OpenAI Codex(rust-v0.136.0 / 137.0)をまとめる。0.137.0 で月次クレジット上限の表示とクラウド管理の設定バンドル適用が入り(EDU ワークスペース対応を含む)、情シスが組織全体の Codex 利用を中央で管理しやすくなった。Remote Control はコントローラー権限の一覧表示と取り消しに対応し、リモート実行を許す運用での監査の前提が整った。0.136.0 ではセッションのアーカイブが入り、`/archive` で整理したセッションは復元まで resume / fork から保護される。
ニュース原文を読む ↗今週の要点
組織で Codex を配っているなら 0.137.0 が効きます。 月次クレジット上限が表示されるようになり、クラウド管理の設定バンドルを適用できるようになりました(EDU ワークスペース対応を含む)。利用量とコストを中央で管理する経路が整った変更です。
リモート実行を許可しているなら権限の取り消しを確認してください。 Remote Control が app-server v2 RPC でペアリングを開始し、コントローラー権限を一覧表示して取り消せるようになりました (0.137.0)。渡した権限を後から回収できることは、監査上の前提になります。
対応が必要な変更はありません。
変更一覧
統制とコスト — 月次クレジット上限の表示、クラウド管理の設定バンドル適用 (0.137.0)。権限リクエストと承認に環境アイデンティティが付与され、managed MITM proxy は子コマンドから読める CA バンドルをエクスポートします。
セッション管理 — /archive / codex archive でセッションをアーカイブでき、復元するまで resume / fork から保護されます (0.136.0)。長期運用で過去セッションが溜まり、誤って resume してしまう問題への対処です。
リモート実行と認証 — CODEX_API_KEY 登録に対応し、remote-control は短命のサーバートークン方式になりました (0.136.0)。app-server はスレッドの初回ターンのページ付き resume、MCP のステータス表示、--stdio 起動に対応します。
プラグインとツール — codex plugin list --json で機械可読な一覧が取れ、リモートカタログの提案がキャッシュされます (0.137.0)。ホスト型の Web / 画像ツールは code-mode フローが拡大し、単独の Web 検索を並列実行できます。スタンドアロンの画像生成拡張は 0.136.0 で追加されました。
マルチエージェント — スレッドごとにランタイム選択を保持し、spawn したエージェントのフォローアップとメタデータの既定が整理されました (0.137.0)。
Bedrock と SDK — Bedrock 認証が AWS_REGION にフォールバックし、カタログに GPT-5.5 が追加、非対応 tier は提示されなくなりました。Python SDK は pip install openai-codex がベータ標準の導線になり、設定名は CodexConfig へ統一されています (0.136.0)。
Windows と TUI — codex sandbox setup --elevated(alpha)が追加されました (0.136.0)。TUI では Web リンクが OSC 8 でクリッカブルになり、狭い表は key/value レコード表示に変わります。F13〜F24 のキーバインドと検索可能メニューでのペーストは 0.137.0 です。
拾わなかったもの
推論のみのコンパクトなステータス表示など、TUI の細かな調整があります。全件は公式リリースノートを参照してください。