Claude Sonnet 4・Opus 4 退役:Sonnet 4.6・Opus 4.8への移行手順
Claude Sonnet 4(claude-sonnet-4-20250514)と Claude Opus 4(claude-opus-4-20250514)が 2026年6月15日に Claude API から退役する。退役後はこれらのモデル ID へのリクエストがエラーを返すようになる。移行先はそれぞれ Claude Sonnet 4.6(claude-sonnet-4-6)と Claude Opus 4.8(claude-opus-4-8)。Opus 4.8 は Opus 4 と比べて大幅な価格改善($15/$75 → $5/$25 per MTok)を伴う。
ニュース原文を読む ↗要約
Claude Sonnet 4(claude-sonnet-4-20250514)と Claude Opus 4(claude-opus-4-20250514)の退役が明日 2026年6月15日に迫っている。Anthropic の公式モデル一覧ページに退役警告が掲示されており、退役後は上記モデル ID へのリクエストがエラーを返すようになる。
移行先は以下の通り。
- Sonnet 4 → Claude Sonnet 4.6(
claude-sonnet-4-6): 同価格($3 / $15 per MTok)、コンテキスト窓は 200k → 1M トークンに拡大 - Opus 4 → Claude Opus 4.8(
claude-opus-4-8): 価格が $15 / $75 → $5 / $25 per MTok と大幅に値下がり、コンテキスト窓は 200k → 1M トークンに拡大
Claude のアプリ(claude.ai)をブラウザや iOS などから使っているエンドユーザーへの直接的な影響はない。影響を受けるのは API 経由でモデル ID を固定指定している開発者・企業。
なお、Claude Opus 4.1(claude-opus-4-1-20250805)は別途 2026年8月5日に退役予定。
何が変わったか
claude-sonnet-4-20250514およびclaude-ops-4-20250514が 2026-06-15 に Claude API から退役- 退役後: 上記 ID へのリクエストはエラーを返す
- Bedrock / Vertex AI / Microsoft Foundry 上のエイリアス(
claude-sonnet-4-0、claude-opus-4-0)も同様 - 後継モデルの価格と性能:
| モデル | 移行前(退役) | 移行後(推奨) | 価格変化 |
|---|---|---|---|
| Sonnet 4 → Sonnet 4.6 | $3 / $15 per MTok | $3 / $15 per MTok | 変化なし |
| Opus 4 → Opus 4.8 | $15 / $75 per MTok | $5 / $25 per MTok | 約 67% 値下がり |
業務インパクト(一般企業向け)
自社サービスや社内ツールで Claude API を使っている場合は本日中に確認が必要。
確認すべきポイントは次の 3 点。
- コード内のモデル ID:
claude-sonnet-4-20250514・claude-opus-4-20250514・claude-sonnet-4-0・claude-opus-4-0を grep してハードコードされている箇所を洗い出す - Bedrock / Vertex AI の設定: クラウドプロバイダー側のモデル指定も確認する
- ベンダー管理のツール: SaaS や社内ツールが Claude を内部利用している場合は、ベンダー側の対応状況を確認する
Opus 4 → Opus 4.8 への移行は価格が大幅に下がるため、コスト面でのメリットが大きい。ただし出力傾向や挙動が変わる可能性があるため、本番適用前に主要ユースケースで差分検証を実施しておくのが安全。
退役後に障害が発生すると、API リクエストが即座にエラーを返すため、ユーザー向けサービスの場合は稼働停止につながる。
副業・個人活用視点
個人開発や受託案件で Claude API を組み込んでいる場合、今すぐモデル ID を確認しておきたい。
- 受託案件: 納品済みの成果物やクライアント向けシステムで Sonnet 4 / Opus 4 を固定指定していると、明日から動かなくなる。今日中に Sonnet 4.6 / Opus 4.8 へ差し替えて動作確認しておく。
- 個人プロダクト:
.envやコード内のモデル ID を確認。特に Opus 4 → Opus 4.8 は価格が 2/3 下がるため、移行後のコスト削減効果も大きい。 - 今後の備え: モデル ID を設定ファイルや環境変数で外部化しておくと、今後の退役にも素早く対応できる。退役スケジュールは Anthropic の モデル退役ページ で定期確認する習慣を持つと安心。