Claude Code 週次まとめ(10/5〜10/9) — 権限プロンプトそのものが迂回されていた修正が3版にまたがった
2026-10-05 から 10-09 の Claude Code(2.1.290 / 291 / 292 / 293 / 294 / 295 / 296)をまとめる。中心は権限制御で、3版にまたがって「書いたルールが効いていなかった」型の修正が入った。2.1.292 には PreToolUse hook の承認と auto mode が権限プロンプトを迂回していたという明示のセキュリティ修正があり、2.1.294 では指示文で書いた prompt / agent hook が本来ブロックすべき操作を通していた問題、2.1.295 では権限 hook をすり抜けていたツール呼び出しが直っている。日本語環境は 2.1.296 が重要で、Edit / NotebookEdit が Shift-JIS など非 UTF-8 ファイルの編集を拒否するようになった。従来は非 ASCII を置き換えてファイルを壊していた。何もしなくても変わるものとして、2.1.293 で Anthropic API 上の既定 Haiku モデルが Haiku 5.5 へ移った。
ニュース原文を読む ↗今週の要点
更新してください。権限の確認そのものが迂回されていた修正が、3版にまたがって入っています。
2.1.292 に明示のセキュリティ修正があります。 「PreToolUse hook の承認と auto mode が権限プロンプトを迂回していた」——承認を hook に委ねた設計で、プロンプトが出ないまま操作が通っていました。 2.1.294 で指示文で書いた hook が本来止めるべき操作を通していた問題、2.1.295 で権限 hook をすり抜けていたツール呼び出しも直りました。hook を自然言語で書いているなら、更新後にブロックされるはずの操作を一度試してください。
日本語環境は 2.1.296 を優先してください。 Edit / NotebookEdit が Shift-JIS など非 UTF-8 ファイルの編集を拒否します。従来は非 ASCII 文字を置き換えてファイルを壊していました。
何もしなくても変わるもの: 2.1.293 で既定 Haiku モデルが Haiku 5.5 へ。トークナイザが違うため消費量の見え方が変わります。
変更一覧
権限と資格情報 — 権限プロンプトの迂回とサンドボックス内のファイル読み取り (2.1.292)、指示文 hook の取りこぼし (2.1.294)、glob 展開・zsh の変数挙動・for ループでの厳格化と read deny のシンボリックリンク経由への適用 (2.1.295)、BASH_ARGV0 経由の自動承認への確認追加と、値の無いキーの直後に続く値を捕まえる秘匿処理 (2.1.296)。
hook の fail-closed — command / HTTP hook を起動失敗・タイムアウト・想定外の終了コードで操作をブロックする設定にできる (2.1.295)。
既定値と価格 — 既定 Haiku を Haiku 5.5 へ (2.1.293)。/cost が Sonnet 5.5 のキャッシュ読み取り $0.10 / 100万トークンを反映 (2.1.296)。
組織統制 — gateway が upstream ごとのモデル一覧に対応 (2.1.295)。managed.policies[] の code キーで Code タブの CLI 設定を適用できる (2.1.296)。
委譲 — Agent tool の effort (2.1.292)、サブエージェント単位の autoCompactWindow (2.1.296)。
拾わなかったもの
2.1.291 はリグレッション修正のみです。ほかに mod API、VS Code 拡張、Cloud sessions、MCP、Windows 固有の修正が多数あります。