Claude Code 週次まとめ(9/8〜9/12) — エラー画面とサーバー詳細に資格情報が出ていた問題が修正された
2026-09-08 から 09-12 の Claude Code(2.1.265 / 266 / 267 / 268 / 269 / 270)をまとめる。今週いちばん効くのは 2.1.268 の資格情報の露出修正2件で、plugin/marketplace のエラー表示と、MCP・プラグインのサーバー詳細に secrets が出ていた。同じ 2.1.268 では、シンボリックリンク先ディレクトリで権限ルールが適用されていなかった問題も直っている。2.1.265 では Claude Desktop / Cowork の gateway セッションのテレメトリに user.email と user.groups が追加され、導入企業側にプライバシー設計の確認事項が増えた。2.1.267 は管理設定の許可リストが読めないときに全許可ではなく全拒否へ倒れるよう修正し、マーケットプレイスのパスにバックスラッシュを含めると封じ込めチェックを回避できた問題も塞いでいる。統制以外では maxEffortLevel による全プロバイダー横断の効率上限と、claude plugin eval によるプラグインの回帰検証が入った。
ニュース原文を読む ↗今週の要点
更新してください。今週は資格情報まわりの修正が最優先です。
エラー画面とサーバー詳細に資格情報が出ていました (2.1.268)。plugin/marketplace のエラー表示が資格情報を含んでいた問題と、MCP・プラグインのサーバー詳細が secrets を露出していた問題が、同じリリースで2件修正されています。どちらも画面共有・CI ログ・バグ報告を経由して外へ出る形の露出です。更新に加えて、すでに外へ出した内容を確認してください。
シンボリックリンク先で権限ルールが効いていませんでした (2.1.268)。リンク先ディレクトリに対して権限ルールが正しく適用されていませんでした。前週の 2.1.252 に続くシンボリックリンク経由の2件目です。リンクでディレクトリを参照している環境は、そこだけ保護が抜けていた前提で確認してください。
テレメトリに個人識別情報が入りました (2.1.265)。Claude Desktop と Cowork の gateway セッションのテレメトリに user.email と user.groups が追加されました。利用実態は見えるようになりますが、個人識別情報が観測基盤へ流れる構成変更でもあります。配布している組織は、便利になったではなく確認事項が増えたとして扱ってください。
許可リストが読めないときの倒れ方が直りました (2.1.267)。管理設定の allowedHttpHookUrls / httpHookAllowedEnvVars / allowedChannelPlugins が、読み取れないときに「全許可」になっていました。 全拒否へ倒れるよう修正されています。
変更一覧
資格情報とセキュリティ — plugin/marketplace のエラー表示と、MCP・プラグインのサーバー詳細からの secrets 露出を修正 (2.1.268)。マーケットプレイスのエントリパスにバックスラッシュを含めると macOS / Linux で封じ込めチェックを回避できた問題を修正 (2.1.267)。
権限と管理設定 — シンボリックリンク先ディレクトリでの権限ルール不適用、WebFetch の deny ルールのスコープ変更、空のアクセス制御リストと public address リクエストへの起動時警告を追加 (2.1.268)。管理設定の許可リストが読めない場合に全拒否へ (2.1.267)。組織の管理設定がサンドボックスを要求する場合に Cowork のスケジュール実行がクラウドで起動失敗する問題を修正 (2.1.267)。
コストと効率の統制 — maxEffortLevel で Bedrock / Vertex / Foundry を含む全プロバイダー横断の効率レベル上限を強制できるように。利用者はそれより低いレベルを選べます (2.1.267)。ツール結果のディスク保存に 1 GB 上限と切り詰め表示 (2.1.265)。
観測とゲートウェイ — テレメトリへの user.email / user.groups (2.1.265)。OTEL_METRICS_INCLUDE_REPOSITORY によるリポジトリ属性付きメトリクス、CLAUDE_CODE_GATEWAY_MODEL_DISCOVERY_TIMEOUT_MS (2.1.269)。gatewayInternalNetworks で内部ゲートウェイからのログインを許可、Claude apps のゲートウェイ価格設定 (2.1.268)。
プラグインと開発体験 — claude plugin eval でプラグインの eval スイートを実行し、再現可能な JSON / HTML レポートを出力できるように (2.1.269)。--plugin-dir が子フォルダをプラグインとして読み込み、追加・削除をライブ検出 (2.1.265)。/output-style [name] でのセッション横断の切り替え、bashEditDiffEnabled による Bash 編集の差分表示 (2.1.269)。プラグインコマンドの --json (2.1.268)。
回帰と安定性 — CLAUDE_CODE_USE_GATEWAY が gateway サインインを強制し、API キー併用時に Not signed in で失敗していた回帰を修正 (2.1.266)。長時間セッションで Bash の読み取り専用 git コマンドが余分な権限確認を出す回帰を修正 (2.1.270)。WebFetch が無期限にハングせず 300 秒で失敗、アイドル時の CPU 高止まり、組織既定モデルへの無言の切り替わりを修正 (2.1.268)。プロンプトキャッシュ関連の修正が 2.1.267 に集中しており、MCP サーバーの再送、セッション中のツール増減、/model での切替など、前置きが書き換わってキャッシュを外す経路を系統的に潰しています。
拾わなかったもの
VS Code 拡張、Claude Code on the web、Claude Tag(Slack)、Code Review 向けの個別修正と、表示調整・内部改善は省きました。全件は公式 CHANGELOG を参照してください。