Claude Code

Claude Code 週次まとめ(7/13〜7/19) — 権限プレビューの視覚偽装を潰し、WebSearch とサブエージェントに暴走上限が入った

2026-07-13 から 07-19 の Claude Code(v2.1.208 / 210 / 211 / 212)をまとめる。セキュリティ寄りの修正が続いた週で、権限プレビューに双方向オーバーライド文字やゼロ幅文字を混ぜて表示を偽装する経路が塞がれ、worktree 分離したサブエージェントの git 操作がメインリポジトリへ漏れる問題も修正された。Bedrock / Vertex / Mantle / Foundry のプロンプトキャッシュ課金バグはコストに直接影響する。WebSearch の呼び出しとサブエージェントの起動には、それぞれセッション単位で既定200という上限が入った。アクセシビリティではスクリーンリーダーモードが追加されている。

ニュース原文を読む ↗

今週の要点

権限承認を運用の砦にしているなら、優先して更新してください。 権限プレビューに双方向オーバーライド文字・ゼロ幅文字・偽装引用符を混ぜ、表示と実際の内容を食い違わせる経路が無害化されました (2.1.211)。同版では、auto mode が PreToolUse フックの ask 判定を上書きしてしまう不具合と、複数ハードリンクを持つファイルを入力検証が見逃す不具合も直っています。

worktree で隔離しているつもりの構成は確認が要ります。 worktree 分離したサブエージェントの git 操作がメインリポジトリへ漏れる問題が修正されました (2.1.210)。

コストに直接効く修正があります。 Bedrock / Vertex / Mantle / Foundry のプロンプトキャッシュ課金バグが直りました (2.1.211)。

変更一覧

セキュリティと権限 — 権限プレビューの視覚偽装対策、PreToolUse の ask 上書き修正、ハードリンクの検証漏れ修正 (2.1.211)。worktree 分離サブエージェントの git 操作隔離 (2.1.210)。Write(path)Glob(path) のような実質無効な権限ルールに対して起動時に警告が出るようになりました (2.1.210)。Auto mode の権限判定モデルは Sonnet 5 を既定とし、セッション開始時に検証・固定されます。「always allow」で保存した権限ルールはリポジトリルートに置かれ、worktree 間で共有されるようになりました (2.1.211)。

暴走防止 — WebSearch の呼び出しにセッション単位で既定200回、サブエージェントの起動に既定200件の上限が入りました(/clear でリセット、環境変数で調整可)。2分以上かかる MCP ツール呼び出しは自動でバックグラウンドへ移ります (2.1.212)。

セッション操作/fork がバックグラウンドセッション化され、claude agents から追跡・再開できます。従来の /fork(セッション内でのサブエージェント起動)は /subtask として分離されました (2.1.212)。

アクセシビリティと入力 — スクリーンリーダーモード(claude --ax-screen-readerCLAUDE_AX_SCREEN_READER=1、設定 axScreenReader)でプレーンテキスト表示に対応。vimInsertModeRemaps で insert モード中の2キーシーケンス(jj → Escape など)をリマップできます (2.1.208)。

パフォーマンス — 多数の MCP ツールを持つ print / SDK セッションで、ツールプールのキャッシュによりツール呼び出しラウンドが最大7倍高速化。編集の多いセッションのトランスクリプトサイズは最大79倍削減され、MCP stdio サーバーの stderr 蓄積や LSP ドキュメントの無制限保持といったメモリリークも直りました (2.1.208)。

拾わなかったもの

ultracode キーワードの誤発火防止、ツールサマリー行の経過時間カウンター、claude attach の遷移失敗、fast mode の自動復帰など、多数の個別修正があります。全件は公式 CHANGELOG を参照してください。

claude-code weekly-rollup セキュリティ 権限管理 コスト管理