Claude Code 週次まとめ(5/18〜5/24) — `/simplify` が `/code-review` になり、PR にインラインコメントを返すツールへ
2026-05-18 から 05-24 の Claude Code(v2.1.144 / 145 / 146 / 147 / 148 / 149)をまとめる。この週の主題は `/simplify` から `/code-review` への改名と、その中身の入れ替えである。改名だけで終わらず、effort level を指定して correctness バグを報告し、`--comment` で GitHub PR のインラインコメントとして投稿するコマンドになった。旧来の整理・修正挙動は削除されている。セキュリティ修正として、Bash の裸変数代入で権限プロンプトを回避できる経路が塞がれた。`/usage` はコスト内訳を出せるようになり、Enterprise では MCP サーバーの一括許可が入った。
ニュース原文を読む ↗今週の要点
社内資料を持っているなら、この週の変更は書き換えが要ります。 /simplify が /code-review に改名されました (2.1.146)。名前だけの話ではなく、翌版で中身が入れ替わっています。/code-review high のように effort level を指定して correctness バグを報告し、--comment を付けると GitHub PR のインラインコメントとして投稿します。旧来の cleanup-and-fix(整理・修正)挙動は削除されました (2.1.147)。
セキュリティ修正が含まれるため更新を推奨します。 Bash の裸変数代入で権限プロンプトを回避できる経路が塞がれました (2.1.145)。
なお 2.1.147 には Bash ツールが毎回 exit code 127 を返すリグレッションが混入し、2.1.148 で修正されています。この週のものを入れるなら 2.1.148 以降にしてください。
変更一覧
コードレビュー — /code-review への改名 (2.1.146)、effort level 指定・--comment 投稿・旧挙動の削除 (2.1.147)。
権限とセキュリティ — Bash 裸変数代入での権限プロンプトバイパス修正 (2.1.145)。Auto Mode が AskUserQuestion 必須のスキルやユーザー指定に対して確認を抑制しなくなりました (2.1.146)。バックグラウンド化したセッションが、既に付与済みの権限を再度プロンプトしなくなっています (2.1.146)。Enterprise では MCP サーバーを一括許可できるようになりました (2.1.149)。
コスト管理 — /usage がスキル・サブエージェント・MCP サーバー単位の内訳を出せるようになりました (2.1.149)。/extra-usage は /usage-credits へ改名(旧名も動作)(2.1.144)。
エージェントと可観測性 — /resume がバックグラウンドセッションも対象になり bg 表示で再開できます (2.1.144)。claude agents --json でライブセッションを JSON 出力でき、OTEL スパンに agent_id / parent_agent_id が付きます (2.1.145)。ピン留めしたバックグラウンドセッションはアイドル時も常駐し、メモリ逼迫時は非ピン留めより後に解放されます (2.1.147)。
修正 — api.anthropic.com へ到達できないときの最大75秒の起動ハングが15秒タイムアウトに、MCP のページネーション対応 tools/list が1ページ目しか返さない問題、Bedrock / Vertex で「Opus (1M context)」を選べないリグレッションが 2.1.144。Read tool がトークン上限超過でハードエラーにせず “PARTIAL view” 注記付きで返すようになったのは 2.1.145 です。
拾わなかったもの
/model の挙動変更(この週はセッション限定、翌週に既定保存へ再変更)、ターミナル表示崩れ、Windows / PowerShell 関連、フック条件の一致不具合など、多数の個別修正があります。全件は公式 CHANGELOG を参照してください。