Claude Code

Claude Code v2.1.173–175:enforceAvailableModels・Bedrock GovCloud修正

Claude Code が v2.1.173・v2.1.174・v2.1.175 と3リリース連続で更新された。最大の変更は v2.1.175 で追加された enforceAvailableModels managed setting。有効にすると availableModels allowlist が Default モデルの解決にも適用され、ユーザーやプロジェクト設定から managed な許可リストを拡張できなくなる。v2.1.174 では /model ピッカーの表示精度改善と Bedrock GovCloud の推論プロファイル誤導出バグが修正された。v2.1.173 では Fable 5 モデル名の [1m] サフィックス自動除去が追加。

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要約

Claude Code v2.1.173–175 が2026-06-11〜12に連続リリースされました。今回のリリース群で最も業務インパクトが大きい変更は、v2.1.175 で追加された enforceAvailableModels managed setting です。

この設定を有効にすると、availableModels で定義した許可モデルリストが Default モデルの解決にも適用されます。これまでは availableModels で許可外のモデルに Default が解決する場合でも制限されず、ユーザーやプロジェクト設定から managed な許可リストを事実上拡張できていました。今回の設定でこの穴が塞がれ、組織のモデル利用ポリシーをより完全に施行できるようになります。

v2.1.174 では /model ピッカーが「Default が実際に解決するモデルファミリー」を正確に表示するように修正されたほか、Bedrock GovCloud リージョンで 400 エラーが発生していた推論プロファイル誤導出バグも修正されました。v2.1.173 は Fable 5 関連の軽微な修正2件です。

何が変わったか

v2.1.175(2026-06-12T04:23:51Z)

  • enforceAvailableModels managed setting 追加: 有効にすると availableModels allowlist が Default モデルにも適用。allowlist 外に解決する Default は最初の許可モデルにフォールバック。ユーザーやプロジェクト設定から managed な許可リストを拡張不可に。

v2.1.174(2026-06-12T01:16:36Z)

  • /model ピッカーの表示修正: Max/Team Premium/Enterprise では Opus が独立行として表示、Pro/Team では Sonnet、PAYG API では Opus — Default が解決するモデルファミリーを正確に反映。
  • ANTHROPIC_DEFAULT_SONNET_MODEL ラベル修正: 環境変数でピンした Sonnet のバージョンと異なるハードコードラベルが表示される問題を修正。
  • Fable 5 usage credits バナー誤表示修正: usage-based billing の enterprise アカウントに「Fable 5 is now consuming usage credits」バナーが誤表示される問題を修正。
  • Bedrock GovCloud 修正: us-gov-east-1 / us-gov-west-1 で推論プロファイル prefix が global と誤導出され、モデル ID に対して 400 エラーが発生していた問題を修正。
  • wheelScrollAccelerationEnabled 設定追加: フルスクリーンモードでマウスホイールのスクロール加速を無効化できるように。

v2.1.173(2026-06-11T05:41:54Z)

  • Fable 5 の [1m] サフィックス正規化: Fable 5 はデフォルトで 1M コンテキストを持つため、モデル名の [1m] サフィックスを自動除去するように。
  • Windows sandbox 誤警告修正: sandbox が settings で有効の場合、起動時に「sandbox dependencies missing」が誤表示される問題を修正。

業務インパクト(一般企業向け)

enforceAvailableModels は、モデル利用ポリシーを組織で管理している Enterprise・Team managed 環境での必須設定になります。前バージョン(v2.1.172)でサブエージェントへの availableModels 制限適用が修正されましたが、Default モデルが allowlist 外に解決するケースは残存していました。今回の設定でモデル統制が完結します。

Bedrock GovCloud(us-gov-east-1 / us-gov-west-1)を使う政府・公共機関の開発者は、この修正によって400エラーが解消されます。即時アップデートが推奨される修正です。

副業・個人活用視点

個人利用で最も体感しやすいのは /model ピッカーの表示修正です。プランによって Default が解決するモデルが異なりますが、これまでピッカーに表示されていたラベルが実態と一致しないことがありました。今回の修正で、自分が何のモデルを使っているかを正確に把握できるようになります。

Fable 5 を使っている場合、v2.1.173 で [1m] サフィックス表示の混乱が解消されます。

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