Claude Code v2.1.162:agents waitingFor追加・権限ルール修正多数
Claude Code v2.1.162 がリリースされた。新機能の追加というより、`claude agents` まわりの操作性改善と、権限ルール・起動処理の不具合修正が中心のパッチ。主な変更は、(1) `claude agents --json` に **waitingFor** が加わり待機セッションのブロック要因(例: 権限プロンプト)が分かる、(2) `--tools` で **Grep/Glob を明示**するとネイティブビルドで専用検索ツールが提供される(従来は無視)、(3) `/effort` が選択レベルを新規セッションの既定として保持する旨を確認表示、(4) オートコンプリートのスラッシュコマンドはクリックで即実行せずプロンプトへ挿入。あわせて WebFetch のプリ承認ドメインへの権限ルール適用、Windows のパス表記マッチ、MCP の timeout 下限、起動時の無言ハングなど多数の不具合を修正している。
ニュース原文を読む ↗要約
Claude Code v2.1.162 がリリースされました。目立つ新機能というより、claude agents の操作性改善と、権限ルール・起動処理の不具合修正が中心のパッチです。
ユーザーに見える主な変更は次の4点です。
claude agents --jsonに waitingFor が追加され、待機中セッションが何でブロックされているか(例: 権限プロンプト)が分かる。--toolsで Grep/Glob を明示すると、埋め込み検索を持つネイティブビルドで専用検索ツールが提供される(従来は無視されていた)。/effortが、選んだレベルを新規セッションの既定として保持する旨を確認表示する。- オートコンプリートのスラッシュコマンドはクリックで即実行せず、プロンプトに挿入される(Enter で実行)。
加えて、権限ルール・MCP・Windows・起動処理に関する不具合修正が多数入っています。
何が変わったか
claude agents --jsonの出力にwaitingFor(待機セッションのブロック要因)を追加。--toolsの Grep/Glob 明示が、ネイティブビルドの埋め込み検索で有効に。/effortが既定化(新規セッションへの保持)を確認表示。- スラッシュコマンドのクリック挙動を「即実行」から「プロンプト挿入」へ変更。
- Remote Control を起動メッセージではなく永続フッターのピル表示(セッションリンク付き)に。
/ideメニュー等で Windsurf を「Devin Desktop」へ改名(エディタのリブランドに追随)。- 主な修正:
- WebFetch の権限ルールがプリ承認ドメインに適用されない問題(明示的な allow/deny/ask が優先されるよう修正)。
- Windows の権限ルールがバックスラッシュ表記・大文字小文字差でマッチしない問題。
- 設定ディレクトリが読み取り専用/書込不可のときの起動時無言ハング。
- MCP サーバー単位の
timeoutが 1000ms 未満で全ツール呼び出しを中断していた問題。 - stream-json/SDK セッションでターン開始直後の Esc(中断)が失われる問題。
業務インパクト(一般企業向け)
権限ガバナンスを敷いている組織には、権限ルール修正が効きます。WebFetch のプリ承認ドメインに対して明示的な allow/deny/ask が優先されるようになり、「許可ドメインを意図通りに絞る」運用が正しく機能します。Windows でバックスラッシュ表記や大文字小文字差により権限ルールが効かなかった問題の修正も、Windows 主体の企業環境では見落とせません。
claude agents --json の waitingFor は、複数セッションを並行運用する際に「どのセッションが権限承認待ちで止まっているか」を機械的に把握でき、監視ダッシュボードや自動承認フローに組み込めます。
副業・個人活用視点
個人利用では、スラッシュコマンドのクリック挙動変更(即実行→挿入)と /effort の既定化確認が、誤操作と設定の取り違えを減らします。MCP の timeout 下限修正は、自作 MCP サーバーを使うフリーランスにとって「短い timeout を設定すると全ツールが落ちる」ハマりどころの解消になります。クライアント環境が Windows の場合、権限ルールが正しくマッチするようになった点は、納品環境での挙動の安定につながります。