Claude Code

Claude Code v2.1.136 / 137はMCP・OAuth・思考ブロックまわりの大型修正

Claude Code v2.1.136 では、`/clear` で MCP 設定が消える、複数 MCP 同時リフレッシュで OAuth トークンが落ちる、redacted thinking 後に 400 が出る、といった運用直撃のバグをまとめて修正。あわせて自動モード分類器の絶対ブロックを設定する `hard_deny` を追加。直後に出た v2.1.137 は Windows × VSCode 拡張のリグレッション修正。

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要約

Claude Code v2.1.136 が 2026-05-09 03:39 JST に公開され、その約5時間半後の 09:11 JST に v2.1.137 がパッチとして出ました。

v2.1.136 は新機能2点(hard_deny と OTel feedback survey)に加えて、MCP・OAuth・拡張思考・WSL2・パス・UI など、運用で直撃する種類のバグをまとめて潰した大型リリースです。v2.1.137 は Windows × VSCode で 2.1.136 が起動しなくなったリグレッションのみを直すパッチです。

何が変わったか

新機能 / 設定追加(v2.1.136)

  • settings.autoMode.hard_deny で自動モード分類器の判断を上書きする「絶対ブロックルール」を定義可能
  • CLAUDE_CODE_ENABLE_FEEDBACK_SURVEY_FOR_OTEL で OTel セッション品質調査をエンタープライズで再有効化

主要バグ修正(v2.1.136)

  • /clear の後に .mcp.json ・プラグイン・claude.ai コネクタの MCP サーバー定義がサイレント消失する問題
  • 複数 MCP サーバーを同時にリフレッシュしたときに OAuth トークンが失われる問題
  • 拡張思考(extended thinking)でツール呼び出し後に redacted thinking ブロックが続くと API 400 になる問題
  • プロジェクトパスにアンダースコアを含む場合に --resume / --continue がセッションを発見できない問題
  • WSL2 で Windows クリップボードからの画像 paste が動かない問題(PowerShell フォールバック経由で対応)
  • @ ファイルピッカーが100件超のディレクトリや新規作成ファイルを検出できない問題
  • スラッシュコマンドダイアログのフッターヒント・スペーシング・矢印キースタイルを標準化

v2.1.137 のパッチ

  • Windows で VSCode 拡張機能が activate に失敗する問題を修正

業務インパクト

このリリースの中身は、Claude Code を「単発で触る」用途では気づきにくく、「日常運用」しているチームほど効くタイプです。

特に大きいのは MCP 周辺。.mcp.json やプラグインで MCP を組んでいる環境で /clear を実行すると、入れていたサーバー定義が黙って外れていた、というのが直っています。複数サーバーで OAuth リフレッシュが衝突するとトークンが消える件と合わせて、これまで「MCP がたまに動かなくなる」と感じていたチームには明確な体感差が出るはずです。

hard_deny は、自動モードを Enterprise で本格運用する場合のガードレール設計が一段引き締まります。auto-classifier の判断より優先する「絶対ブロックルール」を持てるので、業務的に絶対通したくない操作(本番 DB への破壊系、特定 API の呼び出しなど)を分類器のミスから守れます。

Windows + VSCode 環境を使っているチームは、v2.1.136 を入れるとそもそも拡張が起動しないので、v2.1.137 まで一気に上げる前提です。

教材化視点

  • 「Claude Code が壊れた時の見る場所」教材に、/clear × MCP の落とし穴ケースを追加
  • hard_deny と既存 deny ルールの違いを auto-mode 教材で整理
  • redacted thinking と 400 エラーの関係は Anthropic SDK の thinking ブロック解説と接続
  • WSL2 / Windows / VSCode の組み合わせのトラブル切り分けガイド