n8n 1.123.47、1.x stable backport で依存ライブラリの脆弱性 16 件をまとめ修正
n8n の 1.x 系 stable backport である 1.123.47 が 2026-05-25 に公開。vm2 / ws / protobufjs ほか 16 件の依存脆弱性を解消し、urllib3 も 2.6.3 → 2.7.0 にマイナーアップ。新機能なしのセキュリティ専用リリース。
ニュース原文を読む ↗要約
n8n の 1.x 系 stable backport 1.123.47 が 2026-05-25 に公開されました。
内容は依存ライブラリのセキュリティ修正のみで、vm2 / ws / protobufjs ほか合計 16 件の脆弱性を解消する PR と、urllib3 を 2.6.3 → 2.7.0 へマイナーアップして既知脆弱性を解消する PR の 2 本構成です。新機能・破壊的変更は含まれません。
何が変わったか
vm2、ws、protobufjsを含む Node.js 側トランジティブ依存のセキュリティ問題 16 件をまとめて修正(#30852)。- 内部 Python パッケージで使われる
urllib3を 2.6.3 から 2.7.0 にマイナーアップし、既知脆弱性を解消(#31058)。 - API・ノード仕様・UI への変更はなし。
業務インパクト
n8n を 1.x stable で本番運用している組織は、2.x への昇格判断と切り離して 1.123.47 を当てるだけで CVE クラスのリスクを下げられます。vm2 はサンドボックス回避系の脆弱性が頻繁に報告される依存で、自前ワークフロー実行を扱う n8n では特に効くアップデートです。
一方で、すでに 2.x stable(2.21.7 系)に移っているテナントには本リリースは直接の対象外で、2.x 側のセキュリティ整備状況を別途確認する必要があります。Cloud 利用の場合はベンダー側が追従するため、ユーザー側の作業は基本的に不要です。
副業・個人活用視点
個人で n8n を self-host している場合も、1.x 系をそのまま動かし続けているなら今回の 1.123.47 は当てておく価値があります。docker compose pull && docker compose up -d 相当の更新で済むため、夜間の自動更新 cron に組み込むか、リリース通知(GitHub Releases の RSS / Watch)を webhook で Slack に飛ばす運用を作っておくと「セキュリティパッチだけ素早く当てる」体制が整います。AI ワークフロー自動化の信頼性は「派手な新機能」より「依存を腐らせない運用」で決まる、というのを社内・コミュニティに見せていく好材料です。