Dify 1.16.1:Tool Multi-Select Input・Workflow Node Locator・Export Agent DSLを追加
Dify 1.16.1が公開され、ワークフローToolノードで複数値パラメータを一括選択できるTool Multi-Select Input、実行ログのnode_idクリックで該当ノードへジャンプできるWorkflow Node Locator、エージェントアプリをサイドバーから直接DSL(YAML)エクスポートできる機能などが追加された。コラボレーション編集・RAGまわりのバグ修正も多数含まれる。
ニュース原文を読む ↗要約
Dify 1.16.1が公開されました。ワークフロー・エージェント関連の新機能が複数追加され、コラボレーション・RAG周りのバグ修正も多数含まれています。
主な新機能は、ワークフローのToolノードで事前定義リストから複数値を選択できるTool Multi-Select Input、実行ログやエラーメッセージ中のnode_idをクリックするとワークフローエディタのキャンバス上で該当ノードにジャンプ・ハイライトできるWorkflow Node Locator、ノード追加時のブロック選択パネルにキーボードナビゲーション・カテゴリプレビュー・検索性向上を加えたBlock Selector Improvements、エージェントアプリをサイドバーメニューから直接DSL(YAML)としてエクスポートできるExport Agent DSL from Sidebar、ナレッジ/RAGのドキュメント処理にトレース(可観測性)を追加したKnowledge Tracingです。
バグ修正では、コラボレーション編集中の下書き消失・保存エラー、RAGの文字化け・スペース保持、エージェントプレビューの会話ID継承、Webアプリ側のJWT期限設定など、日常運用で遭遇しやすい問題が多数解消されています。
何が変わったか
- ワークフローToolノードで複数値パラメータを一括選択できるTool Multi-Select Inputを追加
- 実行ログのnode_idクリックでキャンバス上の該当ノードへジャンプできるWorkflow Node Locatorを追加
- ブロック選択パネルにキーボードナビゲーション・カテゴリプレビュー・検索性向上を追加
- エージェントアプリをサイドバーから直接DSL(YAML)としてエクスポート可能に
- ナレッジ/RAGドキュメント処理の内部トレースを追加し、インデックスパイプラインの可視性が向上
- コラボレーション編集・RAG・Webアプリ関連のバグ修正多数
業務インパクト(一般企業向け)
Workflow Node Locatorは、複雑なワークフローのデバッグ時に該当ノードを手動で探す手間を省き、トラブルシューティングの時間を短縮します。Export Agent DSLは、エージェント構成のバックアップやバージョン管理、環境間の移行を容易にする機能で、社内でDifyの構成管理ルールを整備している組織にとって実務的な価値があります。Knowledge Tracingによるインデックスパイプラインの可視化は、RAG精度のチューニングやトラブルシューティングの効率化に直結します。
副業・個人活用視点
個人でDifyを使ってワークフロー・エージェントを構築している開発者にとって、Tool Multi-Select InputやBlock Selector Improvementsは日常的な構築作業の手間を減らす地味ながら実用的な改善です。Export Agent DSLは、自作したエージェントを別環境(本番・クライアント先など)に移行する際の手順を簡略化してくれます。